おかげさまで120周年

栃木県真岡市の写真館
大内写真館

TEL 0285-82-2645 フリーダイヤル0120-009578


会社案内

ご挨拶

お客様の最高の瞬間を表現できるよう
1回1回シャッターに思いを込めて撮影しております。

フォトグラファー 大内 秀夫

TOPP 11(Tochigi organization of Professional Photographers)に参加しています。

会社概要

【 社   名 】
有限会社 大内写真館

【 所 在 地 】
〒321-4325
栃木県真岡市田町2304-1
フリーダイヤル 0120-009578
TEL 0285-82-2645
FAX 0285-84-3039

【 営 業 時 間 】
平日 9:00~19:00
土曜・日曜 9:00~18:00

【 定 休 日 】
水曜日

【 営 業 品 目 】
スタジオ撮影・婚礼写真・商業写真・証明写真、その他写真撮影全般

【 代表取締役 】
大内 秀夫

沿革

創業者、大内豊は荒町で家業の提灯屋2階で写真業を始め、その後田町に移転、大正末、現在地に木造3階建の写真館を建設した。
2回は6m×11mのスタジオがあり、北側が屋根から床までガラス張で、幾重にも張った暗幕でライティングを取った。

当時、近くに洋裁所があり、60人ほどの卒業写真をこのスタジオで撮った他、終戦前まで初市が同館前の通りで開催されたとあって若い女性が写真を取りに訪れた。

2代目の三千は、真岡高卒業後、東京写真専門学校に入学。三千は、益子焼の写真を数多く撮り、国内外のコンテストで入選した。

平成16年真岡新聞より


中央が初代 大内豊


2代目 大内三千

新館を建てヽ

當大内寫眞舘が孤々の生聲を揚げましたのは明治三十七年で今を去ること二た昔余りで有ります。
當舘と誕生を同じうせられた御方の中には國民として最大宇の義務否男子として最も名譽なる兵隊さんも勤めてお歸りになり、又御婦人方は生涯の花ともいふべき御嫁入り疾くすぎて今は水々しい丸髷姿に可愛いお子さんを抱いた奥様になられた事でせう。
その長い間を當舘のみは「這ひ這ひ人形」の様に過して居たのですが皆様の御同情でどうやら「立つた」が出來たやうな次第で今回從來店舗の向側海潮寺の角へ三階建洋館を新築致し是れからいよいよ「あんよは上手……」と御ひゐき下さるみなみな様の御手引を願つて轉ばぬやうに充分な發育を遂げたい考で御座いますから何卒何卒舊に倍して御愛顧御引立ての程を偏に御願申し上ぐる次第で御座います。
昭和二年二月 大内寫眞舘主敬白

四方のみなみな様

今回新築の寫眞撮影塲は東京寫眞專門學敎授加藤學士の設計に基き最新のご實驗に依る最新複斜式寫場にして採光塲ば特殊プリズム形ガラスを採用し從來一般の方式と其趣を異にし前記寫眞專門學敎撮影場をご同式なり。其の光線斜入及分散等實理想的にして尚ぼ撮影上の廣豊なること縣下に誇り得る自信を有す依て四五十人の大集合?体を撮影するに何等光線の不良に惑さるゝことなし。撮影塲備付けの新規購入機械は人像撮影用として世界に冠たる獨逸ホクトレンデル會社製ヘリヤー鏡玉にして畏くも
皇室御用品即ち
御尊影奉寫に御使用の物と同種なり。
其他各種の專用鏡玉……集合人物、廣角建築物、景色、復寫、藝術的軟焦點(ソフトフォカス)等大小敷の鏡玉を備へあれば十二個のレンズを以て全般に亘り市施用製作の寫眞と其の趣きを異にす。
技術は舘主廿有余年の實驗と研究とに依り寫客の御滿足を得るやう努力しつゝあり。
新館の三階はギャラリーとなし自作品陳列場に充て梨本 賀陽兩殿下拜寫の御英姿を初めとし寫眞展覧会會及懸賞應募営選の優秀印書敷十點及受賞品金銀銅牌その他を陳列觀覧に供し屋上四階目 地上三十余尺の高台は(オブザーバトリー)にて來舘寫客の登台展望に便ならしむ。

新築移轉を記念し 三月三日迄御來舘の方に限り
定價の三割引を以て撮影し外粗景呈上

手札形(三枚一組) 定價 一圓五十錢 割引 一圓〇五錢
二枚掛 同 同 二圓也 同 一圓四十錢
カビネ形 同 同 三圓五十錢 同 二圓四十五錢
大カビネ形 同 同 四圓 同 二圓八十錢
八ツ切形 同 同 七圓 同 四圓九十錢
六ツ切形 同 同 八圓 同 五圓六十錢
四ツ切形 同 同 十二圓 同 八圓四十錢
其他特殊高級寫眞引伸シ大形額面用等
娯樂寫眞家の便を計り寫眞器及薬品原料寫眞用額椽及寫眞貼付用アルバム大小敷種
右取揃へ有之候間之又御用命程下度候
寫眞門生募集 年齢十六七高等小學卒業程度希望者ハ來談ノ事

昭和二年、大内写真館広告より